(とりあえず、章レベルで。時間ができたら、節まで入れます。特に第I部は節まで入れないと、あまり意味がないので…。/8月3日追記:第1章、第2章の節レベルを追記しました。/8月7日追記:3章以降、残りの節レベルを追記しました。)
川崎良孝・吉田右子『新たな図書館・図書館史研究 批判的図書館史研究を中心にして』
京都図書館情報学研究会(発売:日本図書館協会), 2011.9. xxii,402p.
- はじめに
- 第I部 図書館史研究の歴史的展開
- 第1章 第1世代の図書館史記述:単館史、記念誌の時代
- 1節 ジョサイア・クウィンジーの図書館史記述:単館史、記念誌の源
- 2節 ホーレス・スカダーと1876年『特別報告』:単館史の寄せ集め
- 3節 ジョシュア・W.ウェルマン:客観的図書館史記述からの離脱
- 4節 モウゼズ・C.タイラー:非歴史的な図書館史記述
- 5節 ウィリアム・I.フレッチャー:第2世代の図書館史研究への架け橋
- 第2章 第2世代の図書館史記述:革新主義図書館史学
- 1節 シカゴ学派の図書館史への取り組み
- 2節 ジェシー・H.シェラと図書館史の業績
- 3節 ジェシー・H.シェラ『パブリック・ライブラリーの成立』:社会的要因理論
- 4節 ジェシー・H.シェラ『パブリック・ライブラリーの成立』の背景
- 5節 シドニー・ディツィオンと図書館史の業績
- 6節 シドニー・ディツィオン『民主主義と図書館』:民主主義的伝統理論
- 7節 シドニー・ディツィオン『民主主義と図書館』の背景
- 第3章 第3世代の図書館史記述:修正解釈派の図書館史解釈
- 1節 第2世代の図書館史解釈とその問題点
- 2節 マイケル・H.ハリスと図書館史研究I:文化史研究とビブリオグラフィー編纂
- 3節 マイケル・H.ハリスと図書館史研究II:修正解釈
- 4節 マイケル・H.ハリスの図書館史研究の背景
- 5節 マイケル・H.ハリスの図書館史解釈:ボストン公共図書館設立の思想
- 6節 ディー・ギャリソンと図書館史の業績
- 7節 ディー・ギャリソン『文化の使徒』:女性化理論
- 8節 ギャリソンの図書館史研究:意義と限界
- 第4章 第4世代の図書館史記述:研究の広がりと深まり
- 1節 第2世代と第3世代の図書館史研究:意義と問題点
- 2節 第4世代(1985年-)の図書館史記述:背景
- 3節 第4世代(1985年-)の図書館史記述:特徴
- 4節 第4世代の図書館史研究:新しい業績と方向
- 第II部 図書館史研究の現状
- 第5章 ウェイン・A.ウィーガンドと図書館史研究:第4世代の牽引者
- 1節 はじめに
- 2節 研究の視点と方法
- 3節 ウィーガンドと図書館史の業績
- 4節 ウィーガンドと図書館史研究
- 第6章 クリスティン・ポーリーと図書館史研究:プリント・カルチャー史の研究
- 1節 はじめに:ポーリーと研究業績
- 2節 プリント・カルチャー/公立図書館の歴史研究
- 3節 歴史研究の方法論
- 4節 図書館情報学の批判的研究
- 5節 おわりに
- 第7章 アビゲイル・ヴァンスリックと図書館史研究:場の批判的考察
- 1節 はじめに
- 2節 ヴァンスリックと研究業績
- 3節 従来の図書館史建築史とカーネギー図書館の研究
- 4節 ヴァンスリックと図書館史研究
- 5節 おわりに
- 第8章 公立図書館史研究におけるジェンダー:周縁文化への着眼
- 1節 はじめに
- 2節 図書館における女性をめぐる議論の史的枠組み:レビュー論文を手掛かりにして
- 3節 図書館女性研究の主要著作
- 4節 図書館史女性史研究の2つの系譜
- 5節 批判的ジェンダー研究の視座
- 6節 批判的ジェンダー研究の成果:図書館実践をめぐる論点に着目して
- 7節 おわりに:批判的ジェンダー研究と批判的公立図書館史研究
- 第9章 公立図書館史研究における黒人:人種隔離を中心として
- 1節 はじめに
- 2節 黒人と公立図書館:1960年まで
- 3節 公立図書館での隔離撤廃と黒人の主張の時代:1960-1970年代
- 4節 図書館史研究における黒人:1970年代以降
- 5節 おわりに
- あとがき
- 索引
- 京都図書館情報学研究会と刊行物
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