間が空いてしまいましたが、図書館史関連資料の紹介です。
『資料展示図録 終戦時新京 蔵書の行方』(京都: 京都ノートルダム女子大学人間文化研究科人間文化専攻, 2011.3)は、京都ノートルダム女子大学人間文化研究科人間文化先行主催(展示企画:岡村敬二)の展示会の図録です。開催期間は平成23年3月29日から4月12日、会場は京都ノートルダム女子大学学術情報センター前渡り廊下とのこと。
目次は次のとおりです。
- はじめに
- I 新京という町
- 長春の町の歴史
- 寛城子とロシア
- 満鉄附属地
- 商埠地の形成と城内
- 満洲国の成立と国都新京
- II 新京の文化機関
- 大学
- 博物館
- 図書館
- 新聞社
- 出版
- その他
- III 焼かれた蔵書 北小路健の場合
- 出版統制と満洲出版文化研究所
- 北小路健の履歴
- 渡満と教員生活
- 東京帰還と再渡満
- 終戦と焼かれた蔵書
- 長春で暮らす
- IV 蔵書を残す 「文化財処理委員会」
- 杉村勇造の終戦
- 「文化財処理委員会」とそのメンバー
- 収集と展観
- 「文化財処理委員会」の活動
- 後記・図版一覧
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