初投稿の事務局2号です。
初投稿が関西地域の話題でなくて恐縮ですが、偶々見つけたのでお知らせします。
東京方面に行かれるご予定の方、ちょっと足を運ばれてはいかがでしょうか。
早稲田大学図書館が、初代館長・春城市島謙吉の生誕150年を記念し、
その生涯を様々な資料によってたどる記念展を開催するそうです。
生誕150年記念:市島春城展【3/5~4/21】
期間 : 2010年03月05日(金)~2010年04月21日(水)
時間 : (展示室)10:00~18:00 (記念室)10:00~17:00(土:~14:00)
記念室は会議等で利用する場合、閉室いたします。
問合先 : 早稲田大学図書館 tel:03-3203-5581
http://www.wul.waseda.ac.jp/news/news_detail.html?news_no=130
同大学図書館のホームページから引用すると、
「島は自らの目と足で資料収集に尽力し、就任時に3万冊ほどだった蔵書を5年目には10万冊の大台に乗せました。稀覯本の収集にもその才を発揮、現在、国宝や重要文化財に指定されている資料をはじめ、さまざまな貴重な資料が館蔵となったのも市島館長時代のことです。しかし、そうした資料も所蔵しているだけでは無いものと同じ、死蔵である、と考えた市島は、資料の積極的な公開を目指し、さまざまな取組みを進めましたが、その姿勢は現在の図書館にも通じるところがあります。」
とあるので、図書館史についても何か示唆があるかもしれません。
ちなみに、石井敦編『図書館を育てた人々 日本編1』では、
「『図書館雑誌』の育ての親」として市島を追想する記事が載せられています。
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