『日本図書館情報学会誌』vol.56 no.2 (2010)に、図書館史関連の論文が掲載されていました。
利根川樹美子「大学図書館の司書職法制化運動:昭和27年(1952)−40年(1965)」 p.101-123
大学図書館における専門職制度の確立に向けた運動の経緯を、運動の勃興か収束まで、運動の中心となってきた各団体等の資料などから論じたものです。大学図書館における専門職制度が、何故現在に至るも確立されていないのか、ということについて関心を持っている向きには、「必読」と言ってよいかもしれません。刺激的な論文です。
その他にも、図書館史関連では、
川崎良孝「河合弘志著『ドイツの公共図書館思想史』京都大学図書館情報学研究会発行, 日本図書館協会発売, 2008年10月, xi, 298p.」(書評)p.124-126
もこの号に掲載されています。
2010年8月9日月曜日
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