※本記事は2011年6月時点の情報です。より新しい紹介記事についてはこちらをご覧ください(2016年5月追記)。
関西文脈の会が発足から1年を経過し、新しい参加者も増えて来たので、会の趣旨と沿革について、簡単にご紹介します(第8回勉強会にて机上配付した資料を元にブログ用に書きなおしたものです)。
文脈の会について
文脈の会は、2009年7月、図書館史に関心を持っている有志(OBを含む国立国会図書館職員、公共図書館職員、図書館情報学の研究者)を中心にして東京で発足しました。会の名称である「文脈」ということばは、顔合わせ会の際に提案された“Library in context”というコンセプトから採用されたものです。同年9月から勉強会をスタートさせ、『中小レポート』等、共通テキストの輪読と自由論題を組み 合わせて交互に発表が行われています。
関西文脈の会
上記メンバーの転勤などがあり、2009年12月から、関西での図書館史勉強会の企画が持ち上がりました。2009年末に行われた「図書館員で集まって飲む会@大阪」(taniwataruさん主催)でも、勉強会への関心が得られ たため、会の名称を「図書館史勉強会@関西 関西文脈の会」と定め、2010年3月から勉強会をスタートさせました。 勉強会は以下のルールによって運営しています。
- 開催は2か月に一度。土日のいずれかの14:00~17:00とする。
- 参加者持ち回り制(継続参加者は、原則として最低一人一回は分担するものとする)
- 発表形式は自由(パワーポイントでもレジュメ形式でも可とする)
- 制限時間はとくに設けない(質疑応答の時間を含めて時間内に終わればOK)。
- 発表内容はテキスト輪読または自由論題から選択。※テキスト輪読の場合は、石井敦編『図書館を育てた人々 日本編1』を輪読し取り上げられている図書館人の活動について紹介する。自由論題の場合は、図書館ないし本の歴史に関し、発表者が興味を持った事柄について自由にテーマを設定して発表する。「図書・図書館史」に部分的に関係するものであれば時代・地域等は問わないものとする。また、対象も図書館そのものに限定せず、本の歴史、読書の歴史、各機関所蔵の特殊コレクションの沿革といったテーマを扱ってよいものとする。
- 会場費とレジュメ印刷費用については当日参加者で等分する。
- 発表の成果について、発表者が希望する場合には、他の研究会・勉強会での再演を妨げない。また発表の内容について、既存のジャーナルへの投稿も妨げない。
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